地球環境学研究科の鈴木 政史教授が、公益財団法人石井記念証券研究振興財団の「令和2年度研究助成」に7月28日に採択されました
■研究課題:
「遠隔地域における再生可能エネルギー導入に向けたファイナンススキームの分析」
■研究概要:
本研究は、遠隔地域における小・中規模の再生可能エネルギー導入に向けたファイナンスの可能性を検討する。金融界を中心に脱炭素化に向けたESG・SDGs投資の機運が高まっており、遠隔地域における再生可能エネルギーの導入における金融界の役割は非常に大きい。また、過疎化と人口減少が進む遠隔地域において再生可能エネルギーを導入することは、太陽光やバイオマスといった地産地消のエネルギーの活用につながると考えられる。直接金融による証券化及び間接金融による融資の可能性と課題を明らかにすると共に、近年、発行数が増えているグリーンボンドの投資先としての課題と可能性も検討する。