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研究成果を政策の立案、実行に結び付けるという任務のもと、生態系の評価に関わる研究者や環境に関連する地方自治体および国の政策担当者、国連条約参加者と緊密に連携し研究を行う。2010年名古屋のCOP10において、海洋関連問題で生物多様性条約事務局と共同で条約における海洋生物の多様性を強化するための科学と政策の接点となるSOI(Sustainable Ocean Inititive)を確立。
環境史, Integrative Environmental Policy, Global Environmental Policy
カナダ、モントリオール生まれ。1982年に初来日し、1988年には熊本大学の学生として再来日する。1991年にブリティッシュコロンビア大学を卒業後、スタンフォード大学のスカラシップ制度により、民俗学と農村問題の研究をはじめ、清水弘文堂書房のライターとしてキャリアを築き始める。日本語で13冊の書籍を出版し、1998年からは環境をテーマにしたシリーズ本のディレクターを務める。1994年から20年間にわたり全国環境保全型農業推進会議委員を務め、その頃から農林水産省、環境省や内閣府の政府委員会で働き始める。
1997年から2008年まで、宮城大学の国際センターで働く。1999年からは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第3次、第4次及び第5次評価報告書の環境省レビューチームのメンバー、アドバイザーを務め、日本の政府代表の一員として総会に出席している。2008年春には、石川県金沢市に移り、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットの初代所長を務め、持続可能な政策策定を目指し、研究者、行政と環境関連の国連条約と連携して活動をしている。生物多様性条約事務局とも活動しており、COP10名古屋では、海洋・沿岸域の生物多様性保全に関連する愛知ターゲットの目標達成に向けて、パートナーシップの構築とキャパシティ・ビルディングを行うため、サステイナブル・オーシャン・イニシアティブ(SOI)という世界的なプラットフォームを立ち上げる。2009年からは、上智大学地球環境学研究科で非常勤講師として環境歴史学の講義を担当、2011年9月からは、国際コース立ち上げのために教授となる。
Practical knowledge and ability to translate that into working solutions for society will be a foundation of the research seminar. We will travel to the field to carry out hands-on practical learning to environmental problems and also learn from case studies from Japan, Asia and elsewhere in the world to learn and discuss the universality of global environmental issues and the diverse ways communities work to develop locally-relevant solutions. We will also look at how local efforts are influenced by global environmental policy efforts and visa versa, with the aim of gaining understanding need to develop integrated policies to address environmental challenges.