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教員紹介

地球環境学研究科

ロンフォー ンクウェアシー
ロンフォー ンクウェアシー
  • 職位
    特任助教
  • 主な研究分野
    持続可能な資源管理、持続可能な開発のためのガバナンス、環境システム設計、公正で持続可能な移行
  • コンタクト

    n-longfor-3r2[at]sophia.ac.jp
    +81-3-3238-4287

    住所:
    〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 上智大学 2号館721号室

  • 研究

    私の専門は持続可能な資源管理であり、廃棄物管理、持続不可能な生産と消費、エネルギー危機、大気汚染と水質汚染、資源枯渇、気候変動などの重要な環境問題を取り扱っています。
    私の研究では、学際的かつシステム思考的なアプローチを重視しており、特にグローバルサウスにおける複雑な社会・環境問題と、持続可能な開発のためのガバナンスを強化する革新的な戦略の開発に注力しています。

  • 担当内容

    Governance for Sustainable Development, Environmental Issues in the Global South, Renewable Energy Systems, Digital Innovations for Sustainability

  • プロフィール

    カメルーン北西部生まれ。2015年ブエア大学卒。2021年に、日本アフリカドリーム奨学金(JADS)の奨学生となり、立命館アジア太平洋大学(APU)大学院アジア太平洋研究科を修了。2024年、上智大学大学院地球環境学研究科で環境学の博士号を取得。
    上智大学着任前は、カメルーンに拠点を置くカナダ企業 QuickDo にて、エンジニアリング部門長(技術リーダー)に従事したほか、Lively LLC(日本)、Madam Waste Urban and Energy Planners Ltd(南アフリカ)、Contigo Tor Ltd(英国)、SizaConnect LLC(米国)など、さまざまなコンサルティング会社にて、サステナビリティや循環型経済の専門家としても勤務。

  • 研究紹介

    私の専門は持続可能な資源管理です。特に、増大する世界的な需要や環境への圧力が高まる中で、自然資源のガバナンス、分配、持続可能な利用に焦点を当てています。
    資源の利用は地球の再生能力を超えており、その結果として、「厄介な問題(wicked problems)」と呼ばれる複雑な社会・環境問題が浮上しています。
    これらの問題は、将来の環境がどうなっているかわからないという不確実性、社会的価値観の対立、短期的な利益と長期的な利益を一致させることの難しさなどにより、最適な解決策を見つけることが困難です。中でも、十分な知識がなかったり、短期・長期の優先事項が混在していたり、責任の所在が曖昧であったりする中でも取り組みを進めなければならないため、政策立案者は特に大きな課題を抱えています。
    私の研究では、人間の活動、制度的枠組み、技術革新、環境プロセス間が、社会・環境システムの中でどのように相互作用するかを探究することで、これらの課題に取り組んでいます。特に、グローバルサウスにおける「厄介な問題」を解決するために、システム思考を用いて地域や先住民の知識を意思決定に統合し、包括的で適応力があり、レジリエントな資源管理システムを構築することに重点を置いています。こうした包括的な視点を用いることで、フィードバックループやトレードオフ、意図しない結果を明らかにし、多様な利害関係者のニーズのバランスのとれた、持続可能で長期的な解決策を提案します。

  • 研究セミナーの特徴

    私の研究は社会科学、経済学、経営学、工学、技術といった幅広い分野を統合した学際的なものです。本セミナーは、みなさんに、気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、生態系の劣化などの複雑な環境問題に取り組むために必要となる、高度なスキルを身につけていただくことを目的としています。こうした環境問題が相互に連関しており、かつグローバルな性質を持つことを踏まえ、従来の線形的で分野単位のアプローチを超えた、システム思考と包括的な分析フレームワークを重視します。

    本セミナーでは、環境・社会・経済の要素がどのように関係しあい、現在の環境問題を形成しているのかを探究します。文献レビューやディスカッション、研究提案書の作成、専門家による指導などの活動を通じて、リサーチギャップを特定し、厳密で方法論的にも優れたアプローチを開発する方法を学びます。
    本セミナーを通して、システム思考を取り入れた意義のある研究を行い、社会環境システムにおける複数のシステム間の相互作用を分析するための準備を行います。加えて、気候変動へのレジリエンス、持続可能な資源管理、公平な環境ガバナンスなどの緊急性の高い地球規模の問題に対する、実践的で実行可能な解決策の提案力も育成します。

  • 近年発表された論文の一部
    • Longfor, N. R., Aduba, J. J., Istrate, I., & Qian, X. (2023). Mitigating greenhouse gas emissions from municipal solid waste in Sub-Saharan Africa via sustainable waste management: An economic benefit assessment. Resources Conservation & Recycling Advances, 20, 200192. https://doi.org/10.1016/j.rcradv.2023.200192
    • Longfor, N. R., Dong, L., Wang, J., & Qian, X. (2023). A techno-economic assessment on biomass waste-to-energy potential in Cameroon. Environmental Research Letters, 18(10), 104031. https://doi.org/10.1088/1748-9326/acfbed
    • Longfor, N. R., Hu, J., Li, Y., Qian, X., & Zhou, W. (2023). Scientometric Trends and Knowledge Gaps of Zero-Emission Campuses. Sustainability, 15(23), 16384. https://doi.org/10.3390/su152316384
    • Aduba, J.J., Shimada, K. & Longfor, N.R. (2024). Harnessing biomass waste-to-energy for sustainable electricity generation: prospects, viability, and policy implications for low-carbon urban development. Clean Techn Environ Policy. https://doi.org/10.1007/s10098-024-03039-y