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多角的に物事を見つめ、自ら考え行動する

田中 翔子

 日本における地方衰退の現状を、地元産有機農産物を活かしたビジネスによって解決できないだろうか。この思いに応えてくれたのが、環境に軸を置いてマーケティング・マネジメントをも学ぶことのできるこの研究科でした。入学後はフランクゼミにおいて専門的な調査方法論を学びテーマを深く追究すると同時に、環境的側面から法律、政策、経営なども他の講義で学ぶことで全体像を意識するよう努めました。一つの事象を異なる角度から批判的に見つめることで、より明確に本質を捉えることができるからです。また、多様な国籍・年齢・背景をもった仲間と共に理論と実践の双方から知見を得ることのできる環境はこの研究科のユニークな点です。現在は休学をし、フランスで農業のビジネス戦略を学んでおり、それをどのように日本で応用できるかということを常に考え行動し続けています。このように、自分次第で視野を広げて多くのことを学べるのもこの研究科の大きな魅力の一つであると実感しています。